オーストラリアのメルボルンに滞在を始めて1か月半、ようやく仕事にありつけました!

最初は日本系のカフェやレストランから始めようと思って、そのあたりを中心に応募したりいくつかは面接に進んだものもあるのですが、どれも採用ならず…。収入源がないというのが落ち着かない毎日だったのですが、最終的に完全に英語環境日本人0人のケーキ屋さんで雇ってもらえることになりました。

今回は採用に至るまでのことをお話します。

本当はもっとゆっくりしようと思ってた

最初の1か月はゆっくり過ごしてまずは生活に慣れて、就活はそれから…と最初は考えていました。

しかし仕事をしていない、収入がない、貯金をただ削る生活…というのがどうにも落ち着かなくて、落ち着いて観光もできない日々が続いたので結局メルボルンに来て1週間くらいでお仕事探しを開始しました。特に私の場合は日本での仕事を辞めてから出国までにも2か月インターバルがあったので、もう十分休憩したな、という感もありました。

何で仕事を探すか

求人が掲載されているオンラインプラットフォームはいくつかあります。

  • Facebookの求人グループ
  • JAMES TV
  • SEEK
  • DENGON NET

私も一通り目を通しましたし、それぞれのプラットフォームから応募したこともあるのですが、採用には至りませんでした。最終的にどうやって応募して採用に至ったかと言うと、

「店頭に”We are hiring”と張り紙されている店に直接履歴書を持ち込んでマネージャーと話す」

そんなことしていいのかと思われるかもしれませんが、「レジュメ配り Drop the resume off」と言われていて、オーストラリアでは比較的一般的な就活方法です。

私はオンライン上では15か所ほど申し込み、全部採用ならず、そのあとレジュメ配り始めてから5か所目くらいで採用に至りました。そもそもオンラインでの申し込みで返信が返ってくる方が稀です。日本の会社が経営しているところであれば返信してくれることもありますが…

しかし履歴書を直接持ち込んでも、アルバイトの人に渡すだけでは音沙汰なしの場合が多いです。「マネージャーに渡しておきますね!!」というアルバイトの笑顔を信用してはいけません。直接マネージャーに履歴書を渡して、できればその場で面接やトライアルの日取りまで話します。もしマネージャーがいなければ別日に出直した方がいいと思います。

応募から採用まで

私の場合は、一度来店しアルバイトさんに履歴書を渡してその後音沙汰なし。「マネージャーと直接話すべきだ!」というアドバイスを友人からもらったので、一週間後もう一度話をしに来店しました。

今度はマネージャーに、仕事を探していることと、既に履歴書も渡していることを話しました。その時ちょうど忙しい時間帯だったので、「ここに電話番号書いて、後でかけ直すわ」と言われ、レシートの裏に電話番号を走り書き、店を出ました。

その後30分後くらいに電話がかかって来て、「トライアルいつにする?」と言われ、その翌々日にはトライアル、トライアル終了後「明日もよろしくね」と言われ採用、という感じでした。

トライアルとは?

トライアルとは1時間~半日ほどお試しで実際に働いてみるというものです。私の場合面接はなく、いきなりトライアルでした。

そのトライアルを経て、本採用になるかどうかが決まります。

私は最初から結構働きました。ケーキのtake away販売だけでなく各種コーヒーやスナックの販売、eat inもあってカフェみたいな感じなので、ショーウィンドウの掃除から始まり、スイーツやコーヒーのサーブ、take away用にスイーツを箱詰めしたり、皿を下げたり、洗ったり、時々オーダーも取りました。

オーダー間違えちゃったこともありましたが、優しいおばさまが「今日初めてなんでしょ?」と笑って許してくれました。

また英語がまだそんなに上手なわけではないので、マネージャーには何度も聞き返してしまったり、「さっきなんて言ったかわからなかったんだけど…」と後で確認したりもしました。

英語がおぼつかない分、お客さんに笑顔で”Hi, How are you?”と挨拶したり、お客さんにお水を出したり食器を洗ったりと既に覚えたことはその後もすぐ実行したり、暇になったときは掃除の続きをしたり…。できる限りのことはやれたかなと思います。

お仕事始めてみて

私の現在の雇用形態はカジュアルと言って、一週間の回数や時間が固定ではないため自由が利くのですが、パートタイムやフルタイムと違って雇用が保証されていないのが大きな特徴です。

出勤回数は恐らく週2-3回、1日あたり3-6時間勤務になりそうです。もう少し働きたいのが本音…。仕事に慣れてくればもう少し回数を増やしてもらえるかもしれませんが。まだ数回しか出勤していないので、しばらく様子を見て、回数が増えないようであれば他の掛け持ちのお仕事も探そうかなと思っています。

とはいえ、とてもおしゃれなケーキ屋さんでこの就職自体には大満足です。ケーキの名前が難しいので覚えるのが大変ですが、オーダーをちゃんと間違わずに聞き取れるようになってくればもっと楽しくなってくるかなと思います。

まとめ

英語全然聞き取れない私が、日本系のお店以外受かるわけないと思っていた節はありますが、なんでだか完全英語環境のお店で雇ってもらえることになりました。トライアルも、その後の勤務も英語のみですが、何とかなっています。

お仕事探していた1か月間が精神的につらくて、この英語力で本当に仕事見つかるのかな、生活続けられるのかなと、ずっと心配で仕方ありませんでしたが、就職を経てやっと自分がオーストラリアに住んでいるという実感が持てたような気がします。

ワーホリに来た日本人の就職難とはよく言われますが、現時点でワーホリブームのピークは過ぎているのかなという感じがしますし、仕事が全くないわけではないので、採用まで多少時間がかかるかもしれませんが就職自体は可能です。これからチャレンジする予定の方は、粘ればなんとかなるので頑張ってほしいです!